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(番外編)通常コンセントと非常用コンセント

非常用コンセント

左のコンセントは赤、右のコンセントは白です。皆さんの周りにあるコンセントは、右側、白色のコンセントだと思いますが、左側の赤いコンセントは何なのか。これは、「非常用コンセント」と言います。

病院では、停電になって、動かなくなってしまったら非常に困る機械がたくさんあります。例えば人工呼吸器。これは、止まってしまったら患者さんは亡くなってしまいます。しかし、停電を100%なくすのは、無理な話です。

そこで、ほとんどの病院内には、自家発電装置があって、停電になった時に、瞬時に自家発電に切り替えられるコンセントを常設しています。この、自家発電装置に繋がっているのが、写真の「赤いコンセント」なのです。

このコンセントに、「人命を保っているような、非常に大切な機械」の電源プラグを挿しこみ、使用します。これで、停電になっても、病院の施設内にある自家発電で、しばらくは機械を動かすことができます。もちろん、早急に停電の原因を調べて、復旧しなければならないことは、言うまでもありません。

また、あまり緊急性の高くない医療機器も、非常用コンセントは使用しないようにしています。それは何故かと言うと、非常用電源装置は電力に限りがあるからです。

そんなに生命維持に関わりのない機械をたくさん繋げたりすると、その分生命に直結する機械の使用できる時間が少なくなったり、非常用電源の容量をも超えた使用量になってしまうからです。

なので非常用電源コンセントは「生命に直結する、非常に重要な機械」に限り使用します。